第七官界彷徨 尾崎翠を探して

浜野佐知監督作品

『第七官界彷徨 尾崎翠を探して』映画概要

 恋愛に成功するのは、植物の蘚(こけ)だけ。人間はみな、片恋か失恋ばかりしている…こんな奇妙な小説「第七官界彷徨」を書いた尾崎翠は、一時忘れられた幻の作家でした。時は、翠が生まれて一世紀以上経った2004年。彼女の作品と人生をコラージュした、この映画の完成とシンクロするように、新たな再評価が、静かに、深く、インターナショナルに進行中です。カラー作品、108分、35ミリ&16ミリ、モノラル録音。

監督=浜野佐知/脚本=山崎邦紀/
撮影=田中譲二/照明=上妻敏厚/音楽=吉岡しげ美
キャスト=白石加代子/吉行和子/柳愛里/
原田大二郎/白川和子/宮下順子/横山通代/石川真希

●鳥取で尾崎翠国際フォーラム2004開催●

-ゲストにリヴィア・モネさん&トマス・ラマル氏のカナダ2教授-

今年で4回目を迎える「尾崎翠フォーラム・in・鳥取」。71年7月8日に亡くなった尾崎翠にちなんで、毎年命日の前後に開かれてきましたが、今年は7月10日(土)~11日(日)。特筆すべきは、かつて尾崎翠論に新しい地平を切り開いた「自動少女-尾崎翠における映画と滑稽なるもの」(『國文學』2000年3月号「女性の『知』の最前線-女のディスクール」所収)を発表し、わたしたちを驚倒させたリヴィア・モネさん(モントリオール大学教授)が来日し、講演することです。また、目下モネさんと共著「尾崎翠と映画」を執筆中のトマス・ラマル氏(マックギル大学教授)も帯同して来日し、講演します。
▲2002年に女性自主映画監督のリサーチで東京に寄ったリヴィア・モネさんと浜野監督(東京駅にて)

モネさんの尾崎翠論以外は、日本ではあまり知られていませんが、モネさんは石牟礼道子の「苦界浄土」の研究と翻訳をはじめ、夏目漱石、泉鏡花、江戸川乱歩から富岡多恵子、村上春樹、柄谷行人まで、日本の近現代の作家について多くの論文を書いてきました。また、ラマル氏は日本の平安時代を扱った「王朝時代を読み直す―感覚と文字の考古学」や「スクリーン上の影―谷崎潤一郎の映画と東洋美学」など、平安時代から近代日本におよぶ研究成果を発表しています。

モネさんはルーマニア生まれでスイスとカナダに国籍を持ち、シカゴ生まれのラマル氏はアメリカとカナダに国籍を持つ、まさに国際派のお二人が、日本の文化や文学に通暁したうえで、「映画」を媒介に尾崎翠を語るという、実にエキサイティングなシーンが鳥取に出現することになりました。日本の自然主義文学をこっぴどく批判し、欧米の思想や文学、映画に深い関心を払った尾崎翠が知ったら、どれほど喜んだことでしょう。

モネさんの「自動少女-尾崎翠における映画と滑稽なるもの」発表当時はロシアのモンタージュ理論やシュルレアリスムの自動記述から始まり、フランスの現代思想であるドゥルーズ=ガタリのポストモダン哲学や、アインシュタインの相対性理論まで動員されているのに圧倒されたものです。辞典類を引きながら、頭を悩ませつつ「カメラとしての町子」「映画的サイボーグとしての町子」といった命題のスマートさ、クールさにシビれました。しかし1930年前後に書かれた尾崎翠の小説や評論が、半世紀後の現代哲学を先取りしたうえで、さらに根底から批判している、と書かれてあるのには「そこまで言われても、まさかねえ」と半信半疑だったことも事実です。

しかし、今回読み直してみて、これがモネさんの「第七官界」探求だったのではないかと思い当たりました。尾崎翠の執筆当時に続々と輸入されたエイゼンシュテインのモンタージュ理論やブルトンの自動記述、フロイトの精神分析とその亜流である「変態心理」研究など、小野町子が探求する「第七官界」と照応するものが多いことは、モネさんの実証的な研究によって明らかになりました。しかし「第七官界」はそれだけに止まらず、二十世紀後半においても魅惑的な謎の領域として在り続けた。だからこそ、理論の世界を天翔けるモネさんは、二十世紀の多くの重要な言説の網の目のなかに「第七官界」を定位しようとしたのでしょう。

目の前の現実を越えた、わたしたちの日常感覚が及ばない世界や、もうひとつ別の現実がある、というのは今ではSFの常識となっていますが、一世紀近くも前に尾崎翠はそうした世界を「彷徨」したのでした。それを記録するカメラが町子だったのですが、報告者はリアルタイムの町子ではなく、回想する後日の町子です。女性が主体になることによって、従来の男性中心主義の世界観を刷新しますが、その報告の滑稽味についても、モネさんは多くの滑稽理論を援用しています。その点では当フォーラムの大きな成果である土井淑平著『尾崎翠と花田清輝-ユーモアの精神とパロディの論理』(北斗出版)の先駆けとなるものでしょう。

滑稽なものを論じる理論や解釈それ自体が滑稽である例として、モネさんはチャップリンを語る尾崎翠の文章を例に上げていますが、それによって生真面目で客観性を装う大方の理論をひっくり返す。その見事な実現として、わたし達は花田清輝の文章群を持っていますが、もしかしたらモネさんはこの難解な論文をパロディとして書いたのではないか? ちょうど二助が書いた「肥料の熱度による植物の恋情の変化」のように…翻訳文がいささか読みにくい学術調なのは、そのせいでは…などと考えてしまいました。

ラマル氏は、翠が観た映画をリスト化し、それを実際に観るという、今となっては困難な仕事を成し遂げつつあるといいます。わたし達が最も弱いのは、実にこの分野であって、翠が親しんだ女優や男優についてまったくチンプンカンプンなのでした。「映画漫想」と、そこに登場する映画との「翠的な関係」について、ぜひラマル氏の報告や分析をお聞きしたいと思います。

10日の午後、リヴィア・モネ「尾崎翠と1920~30年代の映画文化」、トマス・ラマル「尾崎翠の感覚と文学と映画評論」という講演の後には、お二人に浜野佐知監督が加わり、ヤマザキの司会で「尾崎翠の国際性」というトークが行われます。わたしの司会というのがはなはだ心細いところですが、せっかくの機会ですので、多くの知見を鳥取の地に残してもらうことにしましょう。 最後は、阪東妻三郎主演の映画『坂本龍馬』(1928年。活弁トーキー版。32分)で楽しみます。好き嫌いのはっきりした翠の鑑賞眼にかなった、数少ない日本人スターである阪妻がいかなる男優であったか、この目で確かめる機会です。

10日の夕方からは交流パーティ、11日の朝からは慣例の尾崎翠文学散歩ツアーが行われます。毎年趣向を変えているツアーですが、今年は岩井温泉をたっぷり楽しむとか。詳細については、下記のスケジュールをご覧ください。

また、今年は新機軸として、尾崎翠に関する評論やエッセイを募集します。フォーラムの会場で提出する必要がありますが、優秀作品には入選作3万円、佳作1万円の図書券を進呈し、今年度の報告集に収録されます。ふるって応募してください。応募要項は下記を参照してください。
(文責:ヤマザキ)

尾崎翠フォーラムHP http://osaki-midori-forum.com/index.php


「尾崎翠国際フォーラム・in・鳥取2004」スケジュール
●第1日/講演と映画・トーク
日 時: 2004年7月10日(土)13:20~17:40
場 所: 鳥取県立県民文化会館(第1会議室)=鳥取市=
参加費: 2,000円(当日2,500円)※大学生半額・高校生以下無料
〔プログラム〕
 ◇オープニング

13:20~13:25 いわみコーラス合唱
13:25~13:45 挨拶・祝辞
 ◇第1部 講 演
  13:45~14:45 「尾崎翠と1920~30年代の映画文化」
(リヴィア・モネ)
  14:50~15:50 「尾崎翠の感覚と文学と映画評論」
(トマス・ラマル)
 ◇第2部 映画とトーク
  16:00~17:00 「尾崎翠の国際性」
(浜野佐知、リヴィア・モネ、トマス・ラマル/司会・山崎邦紀)

17:00~17:35 映画『坂本龍馬』(阪東妻三郎主演)
 ◆交流パーティ

18:15~20:15

会 場=グリーンハウス(県民文化会館敷地内)
参加費=3,900円(男性)3,200円(女性)
●第2日/尾崎翠文学散歩ツアー
日 時: 7月11日(日)9:00~14:00
場 所: JR鳥取駅南~鳥取市・岩美町の翠ゆかりの地~JR鳥取駅前
参加費: 2,000円(昼食代含む)
※予約順に受け付けます。バスの定員の関係で予約はお早目に。

主 催 尾崎翠フォーラム実行委員会(代表)土井淑平
後 援 鳥取県・鳥取市・岩美町
問い合せ・
予約申込み先
尾崎翠フォーラム実行委員会
〒680-0851 鳥取市大杙26 土井淑平気付
 
TEL・FAX:0857-27-7369
Eメール:manager@osaki-midori.gr.jp
※チケットの予約申込みはお早目に。賛助会員になられた方には招待券をお届けします。


 ★賛助会員★ 年会費3、500円   
◇特 典: 1.フォーラムへのご招待(1名様)
2.その年度の報告集進呈(1冊)
3.ツアーなどへのご参加(要実費)を優先的に受け付けます。
◇振込み先: 郵便口座:01350―8―21433 尾崎翠実行委員会
郵便振込みにて賛助会費をお振込み頂いた方には、折返し会員証とご招待券をお送りします。すでに賛助会員になっておられ本年度のお振込みを頂いた方には、現在の会員証番号をそのまま引き継いでもらい、ご招待券のみお送りいたします。(いずれの場合もフォーラム報告集は年度内に出来次第送付します)。また、例年と同様、フォーラムのみの参加も承っておりますので、参加費をお振込み頂いた方には、従来通りチケットをお送りいたします。
※なお、賛助会員の募集とは別に、協賛のカンパも受け付けていますので、よろしくお願いします。

 ★「尾崎翠」の評論・エッセー応募要領★
◇原稿枚数: 400字詰め原稿用紙 15枚以内(ワープロ原稿も可)
◇応募方法: 7月10日に鳥取県民文化会館で開かれる当フォーラムに参加し、受付にて提出すること(郵送・メール送信などは受け付けません)
◇審 査: 当実行委員会の選考委員会で審査
◇賞 品: 図書券進呈 入選1篇(3万円相当)、佳作2篇(1万円相当)
◇発 表: 10月末、入選・佳作者に直接連絡のほか、地元マスコミに発表
◇掲 載: 『尾崎翠国際フォーラム・in・鳥取2004』報告集に掲載。(原稿は返却しません)



●映画『百合祭』ビデオ発売!●

-『第七官界彷徨・尾崎翠を探して』と2本セットで1万円!-

※ビデオの販売は終了し、DVDの販売となっています。
最新情報をご確認ください。
→ http://tantansha.main.jp/


シニア女性の愛と性を描き、吉行和子、ミッキーカーチス、正司歌江、白川和子、原知佐子、中原早苗など実力派の競演で大いに話題を呼んだ映画『百合祭』が、ようやくビデオになりました。これまで日本全国の男女共同参画センターや女性センター、世界各地の映画祭を回ってきましたが、今度はお手元でお楽しみください。(ビデオをお買上げの方全員にパンフレット800円をプレゼント中!)
また『第七官界彷徨・尾崎翠を探して』と合わせ、浜野佐知監督作品2本セットで1万円 の特別販売を行います。(税・送料別・各パンフレット付)

タブーに笑いで斬り込む

『百合祭』に登場する老女たちは言います。「この年になると、男が少なくなるんだもの、早く死んじゃってさ」「生きていたって、セックスアピールしてくれるような男でなけりゃあね」
この映画に登場する女性たちは69歳から91歳までの7人。日本の社会で、老年女性の性愛はこれまで無意識のタブーでした。年をとったこと、女性であること、の二重のカセで封印されてきたこのテーマを、女性監督・浜野佐知の手で映画化したのが『百合祭』です。
現在、男女の平均寿命は7歳違い、もちろん女性が長生きします。「連れ合いが亡くなったからといって、孤独に生きるのではなく、誰かとつながりたい」「温かい肌を心地よく重ね合わせたい」といった彼女たちのストレートな本音と行動を、笑いを武器にカラッと描いて、日本中をビックリさせました。
01年に完成し、新聞や雑誌で紹介されるたびに、全国から問い合わせの電話が殺到しました。同年のあいち国際女性映画祭、東京国際女性映画祭でも満員のお客さんを集め、上映後のディスカッションも盛り上がりました。「観る前と、観た後ではお客さんの表情が違う」と言われたぐらい女性や高齢者を力づける作品と評価されたのです。
しかし、一般上映となると、男性客や若いカップル客がメインの商業映画館では難しく、主に各地の男女共同参画センターや女性センター、それに市民主催の上映会で、上映&浜野佐知監督のトークが行なわれました。なかでも山形県では県が主催し、男女共同参画週間記念事業として県内4市でシネマ&トークを連続開催。青森でも、県と青森市の男女共同参画センターでそれぞれ上映するなど、<老女の性>のタブーに対しては、東北地方が果敢であるという予期しない結果も得ました。
なかには上映会の企画に上がりながら「性、それも老女の性では…」「まだ早すぎるテーマ…」などと特に男性責任者の腰が引けてしまうケースが少なくありませんでした。『百合祭』は、勇敢な(?)女性たちが中心になって、上映を推進してくれたケースが多いようです。

国際的な女性の共感と笑い

国内的にはいささかマイナーな上映展開となりましたが、それと反比例するように国際的には快進撃が続きました。02年のモントリオール国際映画祭では笑いの渦を巻き起こし、4回の上映は毎回行列ができました。03年のサンパウロのミックス・ブラジル国際映画祭ではグランプリを受賞、02年のトリノ国際女性映画祭では準グランプリを受賞。そのほか香港国際映画祭、台湾国際女性映画祭、トルコ・アンカラのフライング・ブルーム(ほうきに乗った魔女)女性映画祭など、ニューヨーク、ロサンゼルス、ミネアポリス、シカゴ、パリ、ボルドー、ミラノ、アンカラ、シドニー、サンパウロ、ベルリンなど、15ヶ国・38都市で上映され、今も世界中の特に女性映画祭やレズ&ゲイ映画祭から招待が相次いでいます。
<性を描いた映画>に出演することは、吉行和子さんをはじめ、キャリアのある女優さんたちにとって決断が必要だったと思われますが、世界の女性たちは大いに笑い、大いに共感してくれました。吉行さん、白川和子さん、正司歌江さん、原知佐子さん、中原早苗さん、大方緋沙子さん、目黒幸子さん、そしてミッキーカーチスさんは、見事な国際派俳優であることが実証されました。
国内では上映されるたびに熱い議論の的になった『百合祭』ですが、上映会を開くことが難しい皆さんからは、これまでたびたびビデオ化の希望を頂いてきました。また、一回観た人でも、友だち数人のグループでビデオを観て、ディスカッションしたいという要望も受けてきました。今回のビデオ化を機会に、シニア女性の愛と性をめぐる議論が全国的に巻き起こり、深められて行くことを心から願います。

大胆不敵な、とんでもない事件 石原郁子さん(映画評論家)
「すっごく楽しかったです。とにかく社会でバリバリ働けることが偉い、という社会で、『女』で『高齢』という、いちばん無視・軽視される人々が、注目され尊重されることでたくましく、あでやかになる、というのがひとつ。『女』で『高齢』だから埋もれた存在になっちゃうんじゃなくて、埋もれた存在に無理矢理させられてるんだ、と改めて感じます。それと、やはり『男も女も老いも若きもない』という精神、くだらない枠づけなんか蹴飛ばして『なんでもあり』の楽しさ。今の日本の状況では、吉行和子が白川和子とくちづけなんて、大胆不敵な、とんでもない事件ですよね。今年最高の日本映画です!」 

真摯なフェミニズム的メッセージ 小林富久子さん(早稲田大学教員)
「私にとって、浜野佐知監督という、詩情とユーモア感覚を同時に併せもち、かつ徹底してフェミニズム的とも言える、女性映画製作者がこの日本映画界に登場したこと自体、奇跡に近い出来事に思えます。前作『第七官界彷徨-尾崎翠を探して』では、どちらかというと、浜野監督の詩情の方が表に出ていましたが、今回の『百合祭』では、それに加えて、全体を覆っている見事なユーモア感覚に感服しました。老齢における性というテーマは、ややもすれば、グロテスクとして遠ざけられるか、滑稽として片付けられるかのどちらかでしたが、監督の卓越したユーモア感覚と詩情のおかげで、それがどこかメルヘン的で、かつ、さわやかな微笑みを誘うものとして提示されています。特に最後のどんでん返しの部分が圧巻で、私たちは単純に、その意外性を楽しむだけでもいいのですが、やはりそこに明白に示されている監督の真摯なフェミニズム的メッセージをも読みとるべきでしょう。女と男、女と女、それに、むろん、男と男も、ともに生命ある限り、エロスの豊かさを、詩情とユーモアを持って、享受できるようになる。そんな世界をこの映画は、観る人すべてに夢見させてくれるのです」 

毎日ときめいて撮影にのぞんだ 吉行和子さん(女優)
「『百合祭』との出会いは、私にとって素敵な出来事だった。二十一世紀になったからって、何にも変わったことなんてない、と思っていたのに、なんと新しい年とともに、こんな面白い役が舞い込んできたのだ。宮野さん(私の役)が、恋に胸をときめかすのと同じように、私も毎日ときめいて撮影にのぞんだ。浜野監督のパワーは現場に満ちあふれ、私たち出演者は感染してしまって、妙に元気になり、撮影中も、待ち時間中もテンション高く過ごした。『楽しかった、十年後に"その後の百合祭"って映画を創りたいわね』と私たちは別れを惜しんで、そんな事まで口走ってしまった」

名女優に取り囲まれて ミッキーカーチスさん(ミュージシャン&役者)
「久しぶりに面白い現場だった。なんか、ずーっと音楽のセッションを演ってるみたいだった。名女優に取り囲まれて、濃いキャラの中の2週間、現場の待ち時間もみんな、あのまんま。私は2キロ痩せた。この映画はタイムリーだし、ウィットもあるし、観客は年齢に関係なく楽しんで頂けるんじゃないかなあ。どうぞこの『百合祭』チームをお楽しみください」

※ビデオの販売は終了し、DVDの販売となっています。
最新情報をご確認ください。
→ http://tantansha.main.jp/

映画『百合祭』ビデオ●VHS/カラー/100分
●価 格 6,300円(税込み)
●送 料  390円(1本につき)
●支払方法 電話、FAX、E-Mail、ホームページにてお申し込み下さい。
折り返し郵送いたします。お支払は、郵便振替用紙を同封いたしますので、お手数ですが、郵便局よりお振込ください(振込手数料はかかりません)
●お問い合わせ 株式会社旦々舎 http://tantansha.main.jp/
ビデオをお買上げいただきました方全員に、
映画「百合祭」のパンフレット(800円)をプレゼント中!

浜野佐知監督作品『百合祭』&『第七官界彷徨-尾崎翠を探して』
 2本セットで1万円!(税・送料別・各パンフレット付)
 (『第七官界彷徨・尾崎翠を探して』1本の場合は、『百合祭』と同じ価格です)


●調布映画祭2004で『尾崎翠を探して』上映●

-浜野佐知監督特集で『百合祭』も併映-

久々に東京で『第七官界彷徨・尾崎翠を探して』の上映が行われます。3月に開かれる調布映画祭2004において、浜野佐知監督特集が行われ、『百合祭』とともに一挙上映。その間には、浜野監督のトークも開かれるという豪華版です。
主催が(財)調布市文化・コミュニティ振興財団で、入場無料ですので、ぜひ観に来てください。会場の調布市文化会館たづくり・むらさきホールは、京王線調布駅前にあり、新宿から特急や急行で15~20分ぐらいです。
昨年2003年の10月7日には、アメリカ・フロリダのパームビーチ現代芸術研究所主催の日本映画シリーズに招待されました。国内外を問わず、上映活動を持続していきたいと思います。

 日 時: 2004年3月7日(日)午前10時30分~ 開場
午前11時~ 『第七官界彷徨・尾崎翠を探して』上映
午後 1時30分~ 監督トーク
午後 3時15分~ 『百合祭』上映
 会 場: 調布市文化会館たづくり むらさきホール
(京王線調布駅前。調布市小島町2-33-1)
 主 催: (財)調布市文化・コミュニティ振興財団
 運 営: 調布映画祭実行委員会
 料 金: 無 料
 問合せ先: (財)調布市文化・コミュニティ振興財団
    TEL: 0424-41-6171 (事業課)


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『第七官界彷徨 尾崎翠を探して』上映委員会
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