第七官界彷徨 尾崎翠を探して

上映会と監督トークのお誘い

 この映画の上映会を企画していただけませんか? これまで映画祭以外では、主に各地の女性センターや自主上映グループによって上映され、浜野佐知監督のトークとともに、尾崎翠についてディスカッションしてきました。白石加代子さんや吉行和子さんなど実力派の女優さんが出演し、内容的には充分価値あるものと確信していますが、尾崎翠や浜野監督の知名度は一般的なものではありません。自主上映の組織や機会に関わりのある方で、この映画に興味を持たれた方があれば、ぜひ上映委員会までご連絡ください。
 フィルムには35ミリと16ミリがあり(108分/カラー/モノラル録音)外国語の字幕では英語版とフランス語版(35ミリのみ)があります。フィルム・レンタル料は、1回上映で35ミリが20万円、16ミリが15万円ですが、2回以上の上映についてはご相談ください。また、監督のトークに関しても、予算に応じてご相談したいと思います。

■お問い合わせ先■
「第七官界彷徨 尾崎翠を探して」上映実行委員会
〒156ー0052 東京都世田谷区経堂3ー24ー1
株式会社旦々舎内
TEL.03-3426-0820 FAX.03-3426-1522
e-mail:tantan-s@f4.dion.ne.jp

●尾崎翠(おさき・みどり)をご存じですか?●

 今から百年ほど前の18世紀末に鳥取に生まれ、昭和初期に「第七官界彷徨」や「こほろぎ嬢」「歩行」等のユニークな小説を発表しながら、頭痛薬の中毒によって精神に錯乱をきたし、30代半ばにして親族の手で故郷に戻されたまま、二度と作品を発表することのなかった作家です。
 林芙美子など親しかった友人も「尾崎翠は、気が狂って死んだ」と思っていたそうですが、今回の私たちの映画は、女性監督・浜野佐知が、この「幻の作家」の謎に包まれた人生と、代表作『第七官界彷徨』の世界を映画化したものです。尾崎翠の作品は、目下ジェンダーやセクシュアリティ、少女論、モダニズム研究など、新たな文脈で読み直されつつありますが、私たちは現在、この映画の上映運動を行なっています。ご検討のうえ、上映に関するお問い合わせや、資料等のご請求など頂ければ幸いです。

●この映画の上映の歩み●

 映画「第七官界彷徨・尾崎翠を探して」は、98年11月の東京国際映画祭・国際女性映画週間に出品されました。その後、ドイツのドルトムント女性映画祭や、にいがた国際映画祭、江ノ島女性映画祭、あいち国際女性映画祭など、国内外の主に女性映画祭を経て99年の7月に東京・神田の岩波ホールでロードショー公開されました。その後、ベルリンのエスノ映画祭、エジプトのアレキサンドリア映画祭、ニューヨークのジャパン・ソサエティ、パリ郊外のクレティーユ女性映画祭など、海外でも上映されています。
 99年1月には、国立婦人教育会館のワークショップで、上映および浜野監督と松本侑壬子さんのトークがあり、それ以降、各地の女性センターや、女性が主体の自主上映組織から、上映および監督のトークに関する問い合わせを数多く頂きました。同年6月には栃木県宇都宮市の「とちぎ女性センター・パルティ」、8月には東京都立川市の女性総合センター「アイム」、8月末に「福岡県女性総合センター・あすばる」(作家・村田喜代子さんと浜野監督の対談)、9月には静岡県浜松市で開催された「日本女性会議99」、11月には大阪府の豊中婦人会館などで、いずれも上映と監督のトークが行なわれました。
 また、10月に愛知淑徳大学の小倉千加子教授が指導する「現代社会とジェンダー」の枠で、2回にわたり上映と監督トークが行なわれ、数多くの学生の感想レポートを頂いたのも、意義あるものでした。2000年も、1月には大阪府堺市の「第4回さかい男女共同参画週間ー女と男がいきるのやSAKAIー」、2月には愛媛県松山市で新らしくオープンした男女共同参画推進センター「コムズ」の開館記念フェスティバルなどでの上映および監督トークが続きました。
 映画館では、東北地方のネットワーク「フォーラム」が熱心に取り組んでくれ、99年9月に山形、10月に盛岡、福島でプレイベントと上映が行なわれました。熱意ある映画ファンと交流し、尾崎翠について語り合えたのは意義あるものでしたが、山形では女性限定で浜野監督のピンク映画2本を観るワンナイト・イベントという画期的、かつ愉快な試みも行なわれました。(地方都市の夜の催しでしたが、なんと満員!)
 しかし、これまで私たちが上映運動を進める中で痛感したことは、単に街の映画館にかけるだけでは、この一般的にあまり知られていない女性作家に対する関心を呼び起こすには、不十分であるということでした。東京や愛知の映画祭、岩波ホールでのロードショーには、熱心な尾崎翠の愛読者などが詰め掛けてくれましたが、ハリウッド映画と競合する街の映画館の興行や、読者の分散する地方都市においては、残念ながら無名の監督の、何だか分からない映画といった印象が強いようです。
 やはり、明確な問題意識を持った上映主体によって、この「幻の作家」に対する興味と共感を積極的にアピールして頂くことで、多くの人に関心を抱いてもらうことが出来るようです。それでは、この映画には、どのような関心の持ち方があるでしょうか。

●尾崎翠という女性作家に対する関心●

 従来「悲劇の天才的マイナー作家」として、一部の男性評論家や研究者に祭り上げられてきましたが、90年代になって主に女性の作家や研究者によって、読み直しが行なわれています。長い間、創樹社の一巻本全集と、筑摩書房の文庫があるだけでしたが、私たちの映画の完成と同時期に筑摩書房から2巻の『定本尾崎翠全集』が刊行されました。また、文芸春秋からは文春新書で、群ようこさんによる評伝『尾崎翠』が出るなど、ちょっとしたブームになっています。最近では、雑誌『鳩よ!』(マガジンハウス)のリニューアル創刊号(99年11月号)で特集「モダン少女の宇宙と幻想」を組んでいます。

●出演した女優さんに対する関心●

 日本を代表する舞台女優、白石加代子さんが、尾崎翠を演じていることが何といっても最大の話題ですが、親友役の吉行和子さんに対する関心も大きなものです。吉行さんの父吉行エイスケは、尾崎翠と同じ雑誌にエッセイなどを発表している芸術家ですが、この映画の試写会には和子さんのお母さまである「あぐり」さんも見えました。また「第七官界彷徨」のヒロイン役、柳愛里(ゆう・えり)さんは、芥川賞作家、柳美里の妹で、才能を高く買われている新進女優です。
 かつてピンク映画のスターとして君臨した白川和子さんと宮下順子さんが、当時助監督だった浜野監督との古い約束を忘れず、友情出演しているのも、話題のひとつです。

●監督の浜野佐知に対する関心●

 ピンク映画という日陰のジャンルで、3百本を越えるギネスブック級の作品数を監督し、初めて一般映画に取り組んだのがこの映画でした。なぜ、女性でありながらピンク映画の世界に飛び込んだのか、また、このピンク映画監督を支援するカンパ運動が、どうして女性の手によって展開されたかなど、現代のセクシュアリティやジェンダーの問題を考える上で興味深いものがあります。
 また、各地の女性センターの上映会で「浜野監督のピンク映画を観たい」という声が上がったり、実際に山形市の映画館(山形フォーラム)では、女性だけが入場できる浜野ピンク作品のワンナイト上映会が行なわれ、大入り満員でした。セクシュアルなテーマについて、女性自身が主体的に語りだす気運が、静かに盛り上がっているようです。

●この映画の成立について●

 映画「第七官界彷徨 尾崎翠を探して」は、幻の作家・尾崎翠の謎に満ちた後半生と、代表作『第七官界彷徨』の映画化、そしてそれを見る現代の人々、の三部によって構成されています。この三つの世界を、モザイク的に交錯させ、映画化するという難問に取り組んだのが、監督歴30年になろうとする浜野佐知監督と、そのスタッフ、それに女性を中心にしたブレーンでした。
 資金的にも厳しい自主映画ですが、真っ先に支援の声をあげてくれたのが、高野悦子さんや羽田澄子さんなど女性映画人の先達、そして尾崎翠の故郷である鳥取県出身の女性たちや、現在鳥取に住んでさまざまな活動に取り組んでいる女性たちです。
 1998年に入って、映画「第七官界彷徨 尾崎翠を探して」を支援する会・東京と、同・鳥取が動き出し、積極的なカンパ運動を展開します。東京の場合は、鳥取人脈を越えて、女性監督による女性映画を支援する女性たちの運動として広がりを見せました。
 また、実人生パートのロケが行われることになった尾崎翠の生地、鳥取県岩美町では、町役場が中心となって、全町民的なバックアップ体制が組まれました。
 当初は地元の鳥取でも知らない人の多かった尾崎翠ですが、映画の支援活動を通じて急速に浸透していきます。また、長い間、尾崎翠の作品を大事に読んできた全国の愛読者からの問い合わせも、相次ぎました。
 普通では考えられない女性たちの支援パワーの盛り上がりに加えて、文化庁関連の日本芸術文化振興基金と、東京女性財団の助成が決定。<尾崎翠>という作家の持つ不思議な潜在力が発揮されたように思います。
 5月に鳥取県でクランク・インし、白石加代子さんを中心にした実人生パートを撮影しました。6月には、東京の府中スタジオに作ったセットで「第七官界彷徨」パート、そして8月に同じ府中スタジオで、現代のパーティー・シーンの撮影を行い、ようやくクランク・アップしました。
 この映画が一般に初めてお目見得したのは、98年11月の東京国際映画祭・国際女性映画週間でした。この日、会場には入りきれない人数のお客さんが詰め掛け、入場制限するという異例の事態となり、急きょ紀伊国屋ホールでの特別上映会が組まれました。

●ストーリー●

 ゲイやレズビアンが多く集うクィア・パーティーに参加していたアドとサフラは、壁のTVモニターに不思議な映像が映るのに気づきます。それはアドが持っていた本の著者、尾崎翠が晩年、病院に入院し、死を間近にしたシーンでした。  どうもそのモニターは、時間と空間を越えて現代に発信されているらしい。尾崎翠が74歳で死去した1971年から、短い作家活動をした30代の昭和初期へと時間を遡っていく一方で、代表作「第七官界彷徨」のドラマが、モザイクのように組み合わされ、映し出されます。まるで、このモニター自体が「第七官界」への入り口であるかのように。
 尾崎翠は、当時の主流派である自然主義の作家たちと違って、自分の私生活についてはまったく書き残していません。こまごました日常生活や恋愛事件なんて書くに値しない、現実や日常を越えた新しい感覚の世界を書くのが文学だ、と考えていました。それで、尾崎翠の死後、彼女の人生をめぐって、さまざまの憶測や伝説が生まれ、なかでも鳥取での後半生は、空しく老いつづけ、無惨な「生ける屍」(稲垣真美)だったといわれてきましたが、はたしてそうでしょうか?
 30代半ばにして精神を病み、郷里に戻された尾崎翠の数奇な人生をたどりながら「第七官界彷徨」の主人公、小野町子が探求する、第六感を越えた不思議な感覚世界に、アドとサフラは共感します。いつのまにかドラァグ・クィーンをはじめとするパーティー参加者も、モニターに惹きつけられていました。
 翠の後半生と町子の物語が終わったとき、期せずして「翠コール、町子コール」が起きます。そしてそれに応えるかのように、モニターには、鳥取砂丘を登る、かつてのモダンガールたちが現れます。

●尾崎翠とは誰か?●

 尾崎翠は、昭和初期に「第七官界彷徨」「こほろぎ嬢」「歩行」など異色の作品を発表しながら、ふっつりと文学史から姿を消した「幻の作家」でした。三十代半ばで頭痛薬の中毒になり、親族によって故郷の鳥取に戻された後は、東京の文壇と一切音信を断ち、沈黙を守ったため、林芙美子など一部の親しかった作家は「尾崎翠は気が狂って死んだ」と信じていたようです。
 親代わりとなった甥や姪でさえ、独身のどこか風変わりな翠伯母さんが、かつて東京で小説を書いたなんて知らなかったそうですが、最晩年になって突如、再評価のスポットライトが当たります。1969年、花田清輝や平野謙の推挙で新機軸の文学全集『現代文学の発見』(学芸書林)のうちの一巻『黒いユーモア』に、代表作「第七官界彷徨」が収録されたのです。そして、消息不明だった作家自身が、鳥取で老後の日々を送っていることが確認されました。
 翌々年には、作品集『アップルパイの午後』(薔薇十字社)も刊行されますが、本が出来上がる前に74歳で死去します。束の間の栄光でした。作家にとって、もし書くことを断念した後の人生が「余生」であるとするなら、あまりにも長い余生であったといえます。1979年には一巻本の『尾崎翠全集』(創樹社)が出版され、熱心な読者によって読み継がれてきました。
 1998年は、本映画の完成、『定本尾崎翠全集』(筑摩書房)2巻の刊行、群ようこさんの評伝(文春新書)など、尾崎翠の歴史の中で、エポック・メイキングな年でした。これまで、ひそやかなマイナー・ポエットだったはずの尾崎翠が、20世紀のどん詰まりにおいて、新しく読み始められたように見えるのは、果たしていかなる理由によるものでしょうか。
 70年も前に書かれた作品、それもいわゆる「マイナー作家」「女性作家」の作品というと、内容的に難解だったり、体験や情念を体当たりにぶつけるような先入観がありますが、尾崎翠はそうした誰にも似ていません。当時主流の自然主義文学を猛烈に批判し、文壇の付き合いもほとんどないまま、孤独のなかで、柔軟な知性によって練り上げられた作品はどこか哲学的で、どこかユーモラスです。
 昨今の哲学ブームなどを見ても、わたしたちが今、どういう世界に生きているのか、これからどこに向かっているのか、老若男女を越えて強い関心事となっています。また(唐突ですが)性転換手術の認知や、男女の社会的役割(ジェンダー)に対する論議の高まりなど、現在の社会を構成する男女の性別の仕組みや役割分業に、根本的な疑問が投げ掛けられています。人間VS自然、男性VS女性、生物VS非生物など、二つの対立する世界を前提とした近代的な枠組みが行き詰まり、新しいパラダイムが模索されていますが、尾崎翠の作品は、境界線を自在に往来し、世界を独特の光によって照射するものです。
 本映画には、作家の加藤幸子さんと、詩人・作家の矢川澄子さんにモニター出演して頂いてますが、このお二人もまた現代の視点から、尾崎翠の再評価をされています。
 『尾崎翠の感覚世界』(創樹社)の著者で、新作『ジーンとともに』(新潮社)も「端緒としては尾崎翠の小説」とおっしゃる加藤幸子さんは、翠は期せずして、当時の先端的な生物学者と同じ問題意識、<植物や動物も、人間とは別の、独自な感覚の世界を形成していて、人間には感知することのできない世界がある>という感覚をもって、創作にむかったと書いています。その代表例が、作中に描かれた「人間の第七官」の世界であり、花田清輝の指摘する「蘚の恋愛」「植物のたましい」です。
 また、尾崎翠と同時期に『女人芸術』でデビューした作家に、野溝七生子がいますが、『野溝七生子というひと』(晶文社)の著者でもある矢川澄子さんは、尾崎翠の文学の両性具有的な特徴や、広い汎神論的な世界を指摘し、翠や七生子が、もし現代に生まれていたら、実験的な少女マンガ家になっていたかも知れないと言います。実際「こほろぎ嬢」の愛する外国の詩人は、普段は男なのに、時には女の詩人に豹変し、互いに恋文のやりとりをするなど、セクシュアリティの垣根をあっさり、ひとまたぎしてしまいます。
 これまで、尾崎翠の作品や人生は、狭い文学の世界の内側で、主に男性の作家や評論家によって、美しく、悲愴で、はかなげに語られてきましたが、近年、女性の研究者や作家向評論家によって、フェミニズム批評や少女論、モダニズム研究などの交差する辺りに、新鮮な「尾崎翠」像が生成されつつあります。そこには、現代の「サイボーグ・フェミニズム」にもつながるような一面があり、果たして彼女の作品の真価は、書かれた時代にどれほど理解されたのだろうか、今こそ尾崎翠の作品が読まれるべき時なのではないかと思わせるものがあります。
 尾崎翠の生きた時代にあって、彼女の選択した生き方はとてつもなく困難な道でした。頭痛薬の中毒によって幻覚症状を起こしたのも、そうした社会状況に一因があったと思われますが、尾崎翠は女子大時代の親友と支え合い、男性には頼らない生き方を模索しました。結果的には郷里の親族の中に戻り、結婚しないまま、甥や姪を育てて後半生を送りましたが、太宰治も激賞する作品を書いたことなどおくびにも出さない、いさぎよい生き方だったと思われます。
 尾崎翠が生まれて、百年余が過ぎました。彼女の作品が少しも古くならず、また彼女の生き方がわたしたちの目に鮮やかなのは、感覚や思考スタイルの現代性にもありますが、一方、時代が大きく変わったようでありながら、その実、変わっていない、尾崎翠が向き合った現実が、今日にも通底しているためかも知れません。

●浜野佐知監督●

1948年、徳島県生まれ。静岡の高校を卒業後、映画監督を志して上京。ピンク映画の製作現場に飛び込み、22歳で監督デビュー。以来300本を越えるピンク映画を監督する。女性監督としては、世界でも異例の作品数と思われる。98年、初の一般映画として「第七官界彷徨 尾崎翠を探して」を自主製作し、監督する。資金難の中、多くの女性たちの支援運動や、翠の故郷である鳥取の草の根運動とともに、完成に漕ぎつける。  目下、次回作として男向けポルノとは180度異なる、女性のためのセクシュアルな映画を準備中。

『第七官界彷徨 尾崎翠を探して』上映記録

1998年 ●1999年 ●2000年 ●2001年

1998/10・17 岩美町/先行上映。1日2回上映。
      21 鳥取市(~22日)1日2回上映。
      23 米子市  〃
      24 境港市  〃
   11・ 4 東京国際映画祭/シネセゾン渋谷。カネボウ国際女性映画週間
       7 彩の国さいたま芸術劇場(上記の関連イベント)
   12・12 鳥取・倉吉市/ソロプチミスト大会に併せ、2回上映。
      15 新宿・紀伊國屋ホール/東京国際映画祭のフォロー。白石加代子『百物語』と併催。
      18   〃
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1999/ 1・28 国立婦人教育会館/埼玉県。ワークショップで、上映および松本侑壬子さんと監督のトーク。
    2・20 にいがた国際映画祭/上映と監督トーク。交流会。
      28 江の島女性映画祭/上映とパネル・ディスカッション
  (藤原智子監督+浜野監督+司会は林冬子さん)
    3・ 4 静岡サールナートホール/1日4回上映
       6 静岡東映(~12日)/1日1回レイトショー
      10 ドイツ・ドルトムント国際女性映画祭(~14日)日本特集。
2回上映。各国の女性監督と交流
      20 彩の国さいたま芸術劇場(~22日)1日3回計9回上映。
    4・16 横浜市青葉シネクラブ/2回上映とトーク。
      29 東京・津田ホール/津田塾大学出身者が主な対象。上映とトーク。
    6・18 ドイツ・ベルリン
エスノ映画祭(~22日)ベルリン滞在の女性研究者などと交流。
      26 栃木女性センター「パルティ」/宇都宮。上映とトーク。
    7・ 3 東京・岩波ホール(~9日)ロードショー。1日3回上映。
      24 大阪・九条シネヌーヴォ(~30日)
音響再生のミスがあり、まともな上映は最終日の2回のみ。
      31 福岡映画大学(~8月1日)上映とトーク、交流会(全国の自主上映組織の関係者が主)。作家村田喜代子さんと、狩野啓子教授が来訪。
    8・21 東京・立川女性総合センター「アイム」上映とトーク。
      28 福岡県女性総合センター「あすばる」
2回上映と、作家村田喜代子さんとの対談。
司会は久留米大学教授狩野啓子さん。
      28 東京・銀座シネパトス(~9月10日)
最初の1週はモーニングとレイト、2週目はレイトのみ。
    9・ 8 あいち国際女性映画祭(~12日)
上映とトーク。トークの司会は松本侑壬子さん。
各国の女性監督と交流。
      15 エジプト・アレキサンドリア映画祭(~28日)
2回上映。主にヨーロッパ圏の監督と交流。
      18 山形・フォーラム(~24日)
モーニングとレイトの1日2回上映。
先立つ13日プレイベントで上映とトーク、交流会
      25 日本女性会議99/浜松市での全国会議に合わせ上映、トーク。
   10・ 2 盛岡・フォーラム(~8日)
モーニングとレイトの1日2回上映。
9月29日のプレイベントで上映とトーク、交流会
       9 福島・フォーラム(~15日)モーニングとレイト1日2回上映。交流会
      17 徳島・文化会館/1日2回上映。間にトーク。交流会。
      28 愛知・淑徳大学「開放講座」、小倉千加子教授「現代社会とジェンダー」で上映。
      29 アメリカ・ピッツバーグ/カーネギー美術館とピッツバーグ大学共催。
   11・ 4 愛知淑徳大学「開放講座」、小倉千加子教授「現代社会とジェンダー」
先週の上映を受けた浜野監督トーク。主に女子学生のレポートが興味深い。
    8 アメリカ・ニューヨーク/ジャパン・ソサイエティ主催の日本文化特集。上映とトーク、レセプション。
      10 同・NY州立大学ストーニー・ブルック校/上映とトーク。
      20 大阪・豊中婦人会館/上映とトーク。
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2000/ 1・15 大阪・堺市「さかい男女共同参画週間」オープニング
上映(小倉千加子さんの講演と併催)
      17 同・ワークショップ/浜野監督を囲んで。
    2・ 6 松山・男女共同参画推進センター「コムズ」開館記念フェスティバル。
2回上映と、その間のトーク(上野千鶴子さんの講演と併催)
    3・23 フランス・クレティーユ国際女性映画祭(~4月2日)
コンペティション部門。3回上映と2回のディスカッション。
    5・ 4 日本インディペンデント映画祭2000。「林あまり賞」受賞。
授賞式とトーク、上映。
    6・17 岩手県の岩手男女共同参画フェスティバルのシネマ&トークで、上映と松本侑壬子さんのトーク。
    8・26 札幌の北海道立文学館で、2回の上映とトーク。2時の回は、浜野監督とヤマザキ、4時半の回は、山口昌男・札幌大学学長が特別参加。
   10・ 4 米コロラド大学ボールダー校/ロッキー・マウンテン・フィルムセンター「インターナショナル・フィルムシリーズ」で、上映&監督トーク。
10・ 5
~ 7
同校「東アジア言語文明」学科主催の学会「ウーマン・ジャパニーズ・フィルムメーカーズ」で、浜野監督と塚本靖代さん(東大大学院)が、映画および尾崎翠について発表。
   11・14 芸術祭「日本映画名作観賞会--新しい風・日本映画2000」上映&監督挨拶。東京国立近代美術館フィルムセンター(京橋)にて。
   23 岐阜県高山市民文化会館「飛騨高山で尾崎翠を探す会」主催のシネマ&監督トーク。2回上映の間にトーク。
   25 第38回岡山市芸術祭・映像祭おかやま21「地域映像祭」で、上映&監督トーク。
   12・ 1 パリ日本文化会館にて日仏女性研究シンポジウム「権力と女性表象--日本の女性たちが発言する--」で「映画の夕べ」。上映&浜野監督とジャッキー・ビュエさん(仏クレテイユ国際女性映画祭委員長)の対談。
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2001/ 3・24 横浜女性フォーラムで上映と監督トーク。館内の図書コーナーに「尾崎翠関連書籍」コーナーを設け、これが充実。
    4・15
~22
韓国ソウルで「ウィメンズ・フィルム・フェスティバル in ソウル」。2回上映と監督トーク&ディスカッション。ソウルのフェミニズムは熱い!
    6・ 2 鳥取県民文化会館で「尾崎翠フォーラム・in・鳥取」。2日間にわたるイベントのオープニング上映。補助椅子が出る賑わい。分科会でも多角的な討論が行われた。
    8・26
~ 9・ 1
東京ウィメンズプラザ・ホールで『百合祭』&『第七官界彷徨・尾崎翠を探して』特別上映会。『百合祭』のロードショーに合わせ、1日1回上映。
   10・27
28
北海道・札幌の渡辺淳一文学館で、各1回上映。『百合祭』の自主上映に合わせて、計2回の上映を行った。
   11・23 岡山国際交流センター。『百合祭』先行イベントで上映。
   12・ 1
2
岡山市立オリエント美術館。『百合祭」自主上映に合わせ、各1回上映。



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